【感想】映画フィルムゴールドを見に行くべき7つの理由!ワンピースネタバレ注意
最初に、映画フィルムゴールドを見に行った方の評価を載せておきます。既に映画を見た方、よろしければ投票お願いします。
映画フィルムゴールドはシリアスよりエンターテイメント
ジェットコースターのような映画
尾田先生が至る所で「フィルムゴールドはジェットコースターのような映画」と言っていましたが、その言葉がぴったりくるスピード感あふれる映画でした。
映画フィルムゴールドはテゾーロの華やかなショーに始まり、白熱のカメ車レースなど、ワクワクする展開が映画の前半にギュッと詰め込まれていました。
前作のワンピース映画「フィルムZ」は「世界の破壊」や「海賊滅亡」というシリアスな内容でしたが、フィルムゴールドは一貫して「エンターテイメント」がテーマ。映画フィルムZのように過去のエピソードを重視した感動シーンは意図的に排除されていたように思います。
過去シーンは意図的に排除?
個人的には前情報で出ていたテゾーロの過去に期待していたのですが、過去はフラッシュ的に差し込まれているだけで、前情報を見ていないと分からないのではと感じました。
とはいえ、劇場で配布されたワンピース777巻には「テゾーロの人生」として10ページにわたって紹介されていたので、777巻を見てからもう一度映画を見ると、テゾーロの印象も違ってくるのかなと思います。
この「テゾーロの人生」というのは全てストーリに入れるために作られたものではないと思いますが、やはりテゾーロの背景まで作り込まれていたために、ただの金の亡者じゃない厚みのあるキャラクターになっていたのではないかと思います。
テゾーロの過去を多く語らないというのはエンターテイメント性を重視した結果なのかもしれません。ワンピース映画前作フィルムZがゼファーの過去に重きを置いて感動を誘ったことから、前作との差別化の意味もあるのでしょう。
良い意味でワンピースらしくない映画らしい映画(少しネタバレに注意)
フィルムゴールドのミッション
よく言われていることかもしれませんが、麦わらの一味は海賊なのに略奪などの海賊行為をしません。しかし、今回の映画フィルムゴールドでは、テゾーロマネーを盗み出すというミッションがあり、とてもワクワクする展開でした。ナミがいつになく生き生きしていたのが印象的でした。
「ミッション」というのもワンピースらしくなくて新鮮でした。原作のワンピースを忘れて、ハラハラドキドキ映画らしい映画を楽しめました。
騙し合いという展開
物語の中盤、思わず「そうきたか」とつぶやいてしまいそうな仕掛けが仕組まれていました。
ルフィがいつでも直球なので、ワンピース原作ではあまり見ない騙し合いという展開にはびっくりしました。騙し合いという展開を想像していなかっただけに、まんまと騙されてしまいました。
あまり書いてしまうとまだ見ていない方へのネタバレになってしまうので書きませんが、今回の映画フィルムゴールドの最大の魅力と言って良いでしょう。
この部分、ワンピースファンであればあるほど騙されるのではないでしょうか。ワンピースのストーリーのセオリーとして、「強力な敵にも無謀に立ち向かっていく直球勝負のルフィ」というのが無意識に頭にあるはずです。何度もピンチを乗り越えて強くなるとか、味方を増やしてとか。
確かに原作のルールを無視しているのですが、カジノが舞台のフィルムゴールドにぴったり合っていて、爽快に期待を裏切ってくれたという感じです。
3D技術による迫力とグランテゾーロの世界観
今回のフィルムゴールドはストーリーだけでなく映像も素晴らしかったです。前作のワンピース映画フィルムZとの大きな違いが3D映像が効果的に組み込まれていたことではないでしょうか。
特に今回の映画の舞台が黄金船ということで、細部まで作り込まれた3Dの船内の豪華さ華やかさには圧倒されました。
カメラワークも大胆で、巨大船グランテゾーロをバカラが案内するシーンなどは、本当に自分が船内に入り込んだように臨場感たっぷりでした。
その他にもカメ車レースやテゾーロのショーなど3D技術がふんだんに使われていて、少しオーバーに感じるぐらい非現実的な演出になっていましたが、それがワンピースという非現実的な世界観にとってもマッチしていました。
戦闘シーンも過去のワンピース映画作品とは比べものにならない大迫力でした。
映画フィルムゴールドはドレスローザ編と似ている?
ここまで、映画フィルムゴールドの魅力を書いてきました。良いところばかりでもつまらないので、映画の不満だった点も少し書いてみます。
フィルムゴールドとドレスローザ編
まず、ワンピース原作の「ドレスローザ編」とかぶると感じた方は多いのではないでしょうか。
政府をも凌ぐ権力を持った国王による非常な支配。一見華やかな都市と奴隷などの影の部分が存在する国家であること。
中でも国中に一斉に起こる解放のシーンはシュガーの能力が解けたシーンと重なります。部下の裏切り、地下の牢獄などなどパロディなのかと感じてしまったほどです。
国王テゾーロとドフラミンゴ
何よりグランテゾーロの国王ギルド・テゾーロとドレスローザの国王ドンキホーテ・ドフラミンゴが似ています。
高笑いや自信家な性格。悲惨な過去とそこからの成り上がり。糸を操る能力と金を操る能力、戦闘法もよく似ています。「覚醒した能力者」という部分まで一致。
配布されたワンピース777巻によると、テゾーロとドフラミンゴは過去に何度か接触しています。このテゾーロとドフラミンゴの類似には何か製作側の意図があったのでしょうか。ストーリー自体は全く別物なので楽しめたのですが設定に少し疑問が残りました。
CP-0、天竜人、革命軍?
ジャンプの「ぐらばこGOLD」などでCP-0や天竜人、革命軍、赤犬などの登場を宣伝を出していましたが、フィルムゴールドの物語とはあまり絡まなかったことが少し物足りなく感じました。
サボとルッチの戦闘もありましたが、ストーリーにはあまり関係せず、とってつけたような印象でした。
原作キャラの登場が無ければ無いで不満も出ると思うのでそこは難しいですね。ワンピース原作で人気のあったキャラクターを登場させることがワンピース原作ファンへのサービスだったとも取れます。
それぞれの個性を生かした戦い
とはいえ、総合的には大満足の内容でした。何より麦わらの一味の個性が前面に出ていて、それぞれの能力を最大限に生かしてミッションをクリアする部分など原作ファンには嬉しかったです。
また、映画フィルムゴールドには映画オリジナルの悪魔の実もたくさん登場していました。バカラの「ラキラキの実」やタナカさんの「ヌケヌケの実」など、どれも魅力的かつ効果的にストーリーに組み込まれていました。
映画フィルムゴールドの感想のまとめ
映画フィルムゴールドの感想を一言で表すならば
という感じでしょうか。
ワンピース原作のファンなので今回の映画フィルムゴールドは「原作に関連するヒントがあるかもしれない」というぐらいの気持ちで見に行ったのですが、良い意味で原作を裏切ってくれました。
ワンピースの魅力を最大限に引き出しながら、原作に縛られすぎず、映画として多くの人が楽しめる作品になっていたと思います。
何だか偉そうに書いてしまいましたが、以上が映画フィルムゴールドを見た個人の感想です。何かフィルムゴールドを見て思ったことがある方はコメント覧に残していってくださいね。
まだフィルムゴールドを見ていないという方は是非劇場へ見に行ってください。期待以上のエンターテイメントが待っていると思います。
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テゾーロよりドフラミンゴのほうが気高い感じで好き
確かに海水のシーンはシュガーの所を思い出した
でも全体的には今までにない感じで面白かった
個人的にテゾーロは
・クロコダイルの悪巧み性格さ
・mr.3のドルドルの実の能力のキャンドルロックと自分自身をロウで固めたキャンドルチャンピョンがゴルゴルの実の巨大化(中で操縦的にはモリアのオーズの時思い浮かぶ)他は仏のセンゴクの大仏の巨大化の金ピカ
・神・エネル、自称神という感じと絶望をさせるのを好きな感じが似ている。船を作る為の奴隷を何にも思わない感じの扱い。船の金をルフィの腕に金色の玉をつけた。
・ドンキホーテ・ドフラミンゴ
天竜人の関わり、ドレスローザの雰囲気に似ている。それと覚醒の能力者・ドフラと似たしぶとさ
個人的に今までのボスを合わせた感があったかな。
結構しぶとくて良かったけどギア4に対する巨大化があっさり倒れて弱かったかな
ドフラは生身の体でコングガンレオバズーカリノシュナイダーカルヴァリン受けても頑張って立ってたけどテゾーロは巨大化状態で倒れたのは耐久性はなさそう。
衝撃で倒れたら終わりって感じ。
でも映画自体は良かった